可愛い我が子のお宮参りに着せてあげた産着(うぶぎ)。
七五三の時にも着せてあげたいなと考えている親御さん、多いですよね。
でも産着のままでは着物として着せてあげられないって、ご存じでしたか?

私は全く知りませんでした!
いま手元に産着を持っていて、七五三をどうしようか悩まれている方々へ
少しでも参考になれば嬉しいです。
ちなみに、私は着物も裁縫もド素人です。
詳しい方々が読まれたら突っ込みどころ満載だと思いますが
生温かく見守ってください……。
実は30年前の産着
私自身が幼い頃、お宮参りと七五三で着せてもらった産着。
状態も良く保管されていたので、
私の娘にもお宮参りで着せてあげました。

そこから時は流れ3年後。
七五三でも、その産着を娘に着せる気まんまんだった私ですが
ふと気付きます。
この着物、どうやって着せるんだろう?
産着は仕立て直しが必要
調べてみると、どうやら着物を仕立て直して
子どもの体格に合わせてあげないといけないようです。
縫い目は綺麗じゃなくても大丈夫
3歳の七五三では
着物の上に被布を着せるので
肩上げと腰上げの縫い目はすべて隠れます!
見える部分である袖の部分さえ
綺麗に仕上がっていれば、なんの問題ありません。
仕立て直しは呉服屋さんにも依頼できる
そうだ!こういうのはプロにお願いしよう!!
と思い立った私は、呉服屋さんへ問い合わせました。

かくかくしかじかで!
仕立て直しの料金はどのくらいですか?

当店では
肩上げ4,000円
腰上げ5,500円
袖丸み8,800円
長襦袢も仕立て直すなら
同じ料金がそれぞれかかります

!!?
呉服屋さんに依頼するとなると
産着の仕立て直し18,300円と、長襦袢の仕立て直し18,300円
合わせて36,600円かかるとの事でした。
※我が家の近所の呉服屋さんの場合です。(2023年当時)
もちろん、プロに依頼した方が
仕上がりのクオリティは格段に良いと思います。
ですが、せっかく着物をレンタルしたり購入しなくて済むのだから
あまりお金を掛けるのもなぁ……という思いもあり
自力で仕立て直してみることにしました。
産着の仕立て直しのやり方
では、早速
自力でも出来る仕立て直しをご紹介します!
産着の肩上げと腰上げ
私は、大雑把にざくざくと縫っていたら
腰上げの縫い上げる幅を間違えて二度手間になってしまいました。笑

ということで、私のようなド素人の解説よりも
プロのそれを参考にしたほうが2億倍わかりやすいので
参考にさせて頂いたリンクを貼っておきます。
図解で分かりやすかったです💗
産着の袖を丸くして綴じる
まず、私なりに頑張って完成した袖がこちら!

拙い出来ですが、まぁ良いでしょう!
とりあえず丸いし!
袖の丸みをつくるための型紙は
こちらのサイト様よりお借りしました。
無料で、こんな良いものを。ありがたいです。
縫い方は、こちらを参考にさせて頂きました。
産着の腰紐はそのままで良い
どうせ着物の上から被布を着せるので隠れますし
そのまま着付けの際に使用できるので便利です。
もし被布を着せずに帯を締める場合は、取り外す事をおすすめします。
仕立て直し完成!
そして出来上がりはこんな感じに♪

ぶかぶかの産着がピッタリサイズになりました💕

上から被布を着せれば
縫い目が上手か下手かなんて全くわかりません!
七五三の着付けをラクにする裏技
本来、着物を着るときは
①肌着→②長襦袢→③着物
の順で重ね着するのですが
3歳の小さな子どもにたくさん重ねて着せるのは
着付けも大変だし、動きづらくてお子さんも疲れやすくなってしまいます。
そこでめちゃくちゃ便利なアイテムがこちら!
たった1枚で
肌着&長襦袢の役割を果たしてくれるんです!
さらに半襟もついているので
面倒な半襟付けもしなくてOK!
七五三の当日は、この「うそつき襦袢」を着せたあとに
着物を羽織るだけで、簡単に着付けが完了しちゃいます♪
七五三のヘアセットも簡単に可愛く♪
3歳の子どもなら毛量も少ないですし
便利なアイテムを使えば、自力で簡単にヘアセットできますよ!
私も購入した、オススメをご紹介しておきます。
子どもの髪の毛を結んで、最後髪を抜かずにお団子にし
そのお団子にカールシュシュを巻けば
簡単かわいいアップスタイルになりましたよ!

ちょっとおめかししたい日にも普段使いできます✨
結論:素人でも自力でなんとかなった
産着の仕立て直しも自力で!
着付けも自力で!
ヘアセットも自力で!
な、我が家の七五三でした。
いかがでしたか?
少しでも、どなたかのご参考になればうれしいです。
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